マイナビ転職でキャッチコピーには〇〇を入れよう!

マイナビ転職で応募を引き寄せた実績のある「キャッチコピー」とは?

求人広告で募集を行う上で様々な問題が発生し、その中でも「応募が来なかったらどうしよう…」ということは多くの会社が困る問題かと思います。

そして、その問題の対策として「キャッチコピー」への工夫が検討され、「奇抜さ」、「派手さ」の演出を取り入れる企業が多く見受けられます。

たしかに求人の読み手へはインパクトを与え、自社の募集に注意を集めることは可能です。
ただし、そのような演出で応募が得られるのは、「大企業」や「有名企業」などの信頼度や独自の魅力(福利厚生など)が十分に揃っている場合が多く、中小・ベンチャー企業がそのようなキャッチコピーをつけても、同じような結果を得ることはできません…。

では、規模が小さくまだ知名度のない企業はどのようなキャッチコピーで応募を獲得しているのか?

実は、大手媒体のマイナビ転職で応募が集まる大手や有名企業以外の求人は、【「奇抜さ」、「派手さ」がゼロのキャッチコピーがほとんど】という結果が出ています。

そして、それらのキャッチコピーの中には”ある要素が共通して含まれている”という傾向があります。

この記事では、マイナビ転職の募集で「どんなキャッチコピーが応募を引き寄せるのか?」を解説し、応募を集めるキャッチコピー作りのポイントもお伝えします。

大手企業のキャッチコピーをマネしても意味がない本当の理由

なぜ、マイナビ転職で応募が集まる中小・ベンチャー企業の求人では「奇抜さ」・「派手さ」がゼロのキャッチコピーがほとんど」なのか?

それは「奇抜さ」や「派手さ」を持ったキャッチコピーが、「この会社でぜひ働きたい!」と求職者の心を動かせるほど影響力が大きくないからです。

本当にそのようなキャッチコピーは影響力が大きくないのか?

それは前回更新をした記事ですでに言及をしている「求職者が転職先に求める条件」に大きく関係しています。
別の記事で紹介をしていますが、実際にマイナビ転職では求人広告に登録している方に対し、
・「どのような理由で転職活動を始めたのか?」
・「入社を決めた理由は何か?」

上記の2つでアンケートを行い、このような結果を公開しています。

(引用元:株式会社マイナビ『転職動向調査2020年度版』(2019年) 7ページ)

(引用元:株式会社マイナビ『転職動向調査2020年度版』(2019年) 8ページ)

 

(引用元:株式会社マイナビ『転職動向調査2020年度版』(2019年) 18ページ)

(引用元:株式会社マイナビ『転職動向調査2020年度版』(2019年) 19ページ)

よって、「奇抜さ」と「派手さ」は求職者にとってはそこまで重要な情報ではありません。
それよりもアンケート結果を参考にすると求職者が重視するポイントである「待遇面」についての言及が大切であると考えることができます。

本当に「待遇面」について言及されたキャッチコピーは応募を集めるのか?

ここからはマイナビ転職で応募数トップ10位(希望者が多い職種を3つ別々に)のキャッチコピーをお見せします。

なお、以下のランキングは「キャッチコピー以外」での影響力が応募数に反映されないように、「設立年数は10年未満」で「従業員数は50名未満」という条件で中小・ベンチャー企業で構成されております。(また、1都3県を勤務地として設定されています。)

また、人気職種は以下のユーザーアンケートを基準に決めております。

(引用:マイナビ転職 サイトデータ 3月 スカウト登録プロフィール 希望職種)

そして、以下の内容が応募数1〜10位をキャッチコピーと共に抽出したデータです。

求職者が最も希望する職種で応募を集めたキャッチコピー

【希望者が多い職種1位】管理・事務職
応募総数のランキングとキャッチコピー

求職者が2番目に希望する職種で応募を集めたキャッチコピー

【希望者が多い職種2位】 営業職
応募総数のランキングとキャッチコピー

求職者が3番目に希望する職種で応募を集めたキャッチコピー

【希望者が多い職種3位】 企画・経営職
応募総数のランキングとキャッチコピー

応募数上位の募集は「待遇」への言及がされていることがご確認いただけると思います。

このように、求人のキャッチコピーの中には「求人の読み手が何を求めているか?」を反映することが大切で、結果的に応募数にも影響を与えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
求人広告の採用でキャッチコピーへ「奇抜さ」、「派手さ」の要素や演出を加えることが「有効である」と信じられているかもしれません。

しかし、それらを利用して応募が入る企業は「大企業」や「有名企業」などある程度の認知度がある企業であり、中小・ベンチャー企業では却って「注意を引くだけで応募には至らない…」という結果に終わってしまう可能性が高いです。

よって、キャッチコピーで応募を引き寄せるためには「媒体登録者の希望」を反映させることが大切であり、特に「待遇面」についての言及が効果的です。

実際にお見せしたように、応募数が多い求人は「待遇面」についての言及があったことも証明されています。
採用成功をするための考えとして、ご紹介した【「待遇面」を軸にキャッチコピー】を参考にしてください!

 

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