採用ブランディングのススメ:第五章:人が辞めない仕組みをつくろう、それから人を採ろう②

第五章:②既存の社員を最大限に生かす。チームビルディングで組織力を強化!

採用活動ばかりに注力して、今いる社員のケアがおろそかになっていませんか?釣った魚に餌をやらない、というのは男女間の話ですが、これは会社と社員の関係にも言えることではないでしょうか。そこで今回は既存の社員に目を向けて、より良い関係を構築して組織力を強化しよう!という話をしたいと思います。

人を採るその前に!既存の社員に目を向けよう

 採用活動に着手する前に、ちょっと考えてみて下さい。今いる社員の一人一人がきちんと力を発揮していますか?それぞれが最適な場所に身を置き、能力が正しく引き出せれていますか?

今いる社員を採用した時のことを思い出して下さい。社員のポテンシャルに期待を膨らませ、こんなことあんなことやってもらおう!とワクワクしていたはずです。そして社員も惜しみなく自分の能力をここで発揮しようと意気揚々としていたのではないでしょうか。それが年月と共に風化し、今では日々のルーティンワークをこなすようになってしまった社員がいるとしたら、採用以前にそこを何とかするべきではないでしょうか。

社員のポテンシャルに今一度目を向け、それを最大限に生かす仕組みをつくることが先決なような気がします。社員を生かすも殺すも会社次第です。

社員の能力を最大限に生かそう!そして輝く仕組みをつくろう!

 社員の能力を最大化するというのは、どの会社にも共通する課題かと思います。適材適所とはよく言いますが、それそれすらも上手くいっていない場合が多いのです。しかし、あきらめてはいけません。

既存の社員の能力を知ることはできるので、それを生かす仕組みを考えればいいのです。ポジションの見直し、明確な基準に沿った評価制度、それに付随した給料体系、まずはこれらを整えて下さい。次に社内の人間関係に目を向けて下さい。社内の人間関係が気持ちの良いものでなければ、仕組みは上手く機能しません。お互いが認め合い、やる気が引き出され、毎日ポジティブに過ごせるような雰囲気作りは大事です。社員同士が応援し合えるような文化を醸成するということも会社のミッションとして常に意識してみてください。

個の強化からのチームビルディング

 一人一人の能力が最大化されていたとしても、それぞれが勝手にプレーしていてはチームとして理想的とは言えません。逆に言うと、チームワークで能力をカバーできることもあるくらいの話です。なので、個の能力が最大化された次のアクションとしてチームビルディングをやっていきましょう。方法は自由です。外部の力を借りてもいいかもしれません。社員同士が有機的に繋がり、刺激し合い、のびのびと意見を言い合えるようなチームになってから、あらためて「新しく人を採る必要があるのかどうか」を考えてみてはいかがでしょうか。

採用ブランディングのススメ

プロローグ:”人が採れない”悩みを抱えるすべての採用担当者様へ

第一章:自社のことをトコトン知ろう!

採用できないのは自社の中に原因があった!

ここからからすべてが始まる!自社のステータスを徹底的に洗い出す具体的な方法。

自社の断捨離!魅力のない項目は捨ててしまおう。捨てる基準を作ってみよう。

第二章:自社の魅力を言語化してみよう!

魅力を言語化するための場をデザインする

話し合いの場で注意したいこと、心がけたいこと

「想い」を文章にする。本当に“刺さる”言葉とは?

第三章:自社の強みとは?弱みとは?求職者目線で考えてみよう

欲しい人材像を明確にしよう

採用で競合する他社はどこなのか?

求職者目線で魅力的な部分とは?

第四章:いざ、行動に移そう!本気の採用をかけてみよう

中途?新卒?それとも両方?

ところでリファラル採用も考えてみませんか?

媒体は運用しないと意味がない!媒体選びより大切なこと

第五章:人が辞めない仕組みを考えよう、それから人を採ろう

① 採用の成功はゴールではない。定着までの険しい道のり  

② 既存の社員を最大限に生かす。チームビルディングで組織力を強化!

③ 自社が最大化されたところで、あらためて採用活動

エピローグ:結局、採用ブランディングとは?

 

 

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