スカウト代行サービスは”これ”がないと詐欺サービス?!

スカウト代行サービスを利用してもお金の無駄?!

『ダイレクトリクールティング』という手法をご存知でしょうか?

『ダイレクトリクールティング』を簡単に説明すると…
採用をしたい人材に対して、自社から積極的にアプローチを行う採用手法のことです。

その採用手法を行うことで得られるメリットは…
・自社が求める人材へ直接アプローチができること
・採用コストを下げることができること
・顕在層だけでなく、潜在的に転職を考えている層へアプローチできること

と言われています。

最近では、SNSやデータベースを利用してのアプローチを代行する企業も増えています。
その中でも多くの企業がサービスとして提供しているものが、「スカウトメール代行」です。

大手求人媒体などの登録者に向けてスカウトメールを配信を、
【募集企業の代わりに「ターゲット設定」〜「スカウトメールの原稿作成」まで行いますよ!】
というサービス内容となっていますが、いざ「スカウト代行」を依頼するときは
どんな企業へお願いをするといいでしょうか?

企業によって得意な職種・業界があるので、その点を軸に検討をすることも1つの手です。
しかし、あるポイントを知らないと、代行を依頼しても採用成功率を下げることになってしまいます。

そのポイントとは何か?

それは、「スカウト代行」”だけ”を企業へ依頼することです。
実は、スカウト代行”だけ”を依頼した場合と、”あること”も同時に依頼した場合とでは、
スカウトメール経由の応募数に13名も差が出たという事例があります…

スカウト代行を使うと採用成功率が下がる理由とは?

なぜ、スカウト代行”だけ”では、採用成功率を下げてしまうのか?
その理由は、スカウトを受けた人材は、「スカウトメールの原稿以外」
の情報も加味して応募を決断するからです。

特に給与、休日、福利厚生などの記載がある募集要項(=求人原稿)はかなりの確率で確認されます。

実際に弊社が全く同じスカウトメール原稿を利用して、個人営業(テレアポスタッフ)募集を
「スカウト代行のみ」と「求人原稿作成+スカウト代行(原稿作成+配信)」で行った結果、
スカウトメール経由の応募数は13名、内定承諾数は2名も差がついています。

まず、採用時に配信をしたスカウトメールの原稿は、
「当社で収入をあげることができる!」
という内容がメインで伝えたいことで、

その根拠として、

・インセンティブ制度があり、成績に応じて収入をあげることができる。
(=実績として、未経験の方が入社3ヶ月目で月収30万円を超えた)
・未経験からでも、教育体制がしっかりしている。
・完全週休2日で、残業なしのためメリハリをつけて勤務できる。

合計3つのポイントを紹介したものでした。

次に「スカウト代行のみ」の依頼で企業が作成した求人原稿は…
・完全週休2日で残業のないメリハリのついた職場
・社内の平均月収は40万円と高く、収入アップが期待できる職場

という2つのポイントをアピールしていました。

そして、弊社で「原稿作成とスカウト代行」の2つを支援したときに作成した求人原稿は
・明確な評価制度とインセンティブ制度が毎月あり、成績の応じて月収に反映してもらえる
・完全週休2日で残業のないメリハリのついた職場である
・先輩社員が個別でこまめに研修を行い、
未経験の方でも無理なく仕事を覚えていける環境が整っている。
(=実績として、未経験の方が入社3ヶ月目で月収30万円を超えた)

というポイントで書きました。

「高い収入が目指せる」というポイントは共通していることが確認できると思います。

しかし、前者は「平均年収が高いこと」
後者は「未経験からでも高い年収を目指すことができる

と別々の角度からアピールを行っており、どちらが求人原稿内容と関連性を持ち、
読み手にとってより説得力があるでしょうか?

紹介したポイントさえ守れば、採用はこう変わります!

求人原稿内容と「関連がないスカウトメール」と
「関連があるスカウトメール」の応募結果はこのようになりました。

スカウト代行のみの場合…

→応募数 12名、既読者の応募率 4.0%

そして、求人原稿とスカウト原稿の作成、スカウト配信代行の場合…

→応募数25名、既読者の応募率5.4%

このように、スカウトメール代行”だけ”よりも
求人原稿とスカウトメール原稿、両方の作成を行った上で配信代行をしたほうが
応募率は高くなる、ということができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ダイレクトリクルーティングの1つの手法である『スカウトメール』で、企業は
・自社が求める人材へ直接アプローチができること
・採用コストを下げることができること
・顕在層だけでなく、潜在的に転職を考えている層へアプローチできること

というメリットを得ることができます。

しかし、そのために『スカウトメール代行』”だけ”を企業へ依頼することによって、
募集要項、求人原稿とスカウトメール原稿の関連性が薄くなり、
メール受信者へ応募を説得力の欠ける原因を作ってしまいます。

『スカウトメール代行』を利用するときは、
『自社の求人内容・募集内容』と『スカウトメール原稿作成と配信』
を同時に支援をしてくれる企業をお願いすることが、採用成功のための1つのポイントとなります。

ぜひご活用ください。

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