若い人材がほしい、けど失敗する2つの理由とは?

「若い人材がほしい」ならターゲットと媒体を正しく選択しましょう、は間違い?!

求人広告で人材の募集を行うときに、
企業によって様々な募集条件を設けて採用をスタートするかと思います。

その中でも「若い人材」がほしいので採用活動している、という企業も多いかと思います。

では、求人広告で若い人材がほしい場合、
どのように採用を進めていくことが有効であるかご存知でしょうか?

効な手段として、「ターゲット設定」を行い、
「適切な媒体を選定する」が挙げられるかもしれませんが…

それだけでは不十分です。

なぜなら、それだけの対策で若い人材が集まるのは、
ある程度の知名度がある大企業・有名企業や、待遇が飛び抜けていい企業、
労働人口の多い首都圏が勤務地など、一部にしか有効に働かないからです。

中小・ベンチャー企業が採用で見逃せない2つの視点とは?

実は、若い人材を採用したい場合、
同時に重視をするべき2つのポイントがあります。

求人広告を掲載して「若い人材」がほしい、
という場合にどんなことを重視するべきなのか?

それは…

①自社が提示する待遇をライバル企業と同じレベル以上に整えること
②スカウトメールを軸とした採用も募集方法として用意すること

の2つです。

まず①自社が提示する待遇をライバル企業と同じレベル以上に整えることについて、

大手求人媒体で20代の登録者は…

マイナビ転職 登録者 年齢割合について

(引用:株式会社ONE|マイナビ転職の会員データ)


doda 登録者 年齢割合について

(引用:株式会社ONE|doda(デューダ)の会員データ)

en転職 登録者 年齢割合について

(引用:株式会社ONE|エン転職の会員データ)

このように全体の平均約35%〜50%となっております。

そして、以前の記事でもお伝えした通り、
求人広告サービス利用者(=求職者)は…

・募集する企業の提示する給与が業界平均未満であること
・休日が完全週休2日制でない/未満である
・勤務時間が9:00〜20:00の間を大きく超える

が当てはまると応募先として見送る傾向が高いです。

(参考記事:求人で応募が来ない、は99%掲載前から決まってます。)

簡単にまとめると「若い人材がほしい」という場合は、
自社が提示する待遇(特に上記3つ)をライバル企業と同じレベルかそれ以上に整えること
がまずは必要な体制ということができます。

求人広告で自然応募を待つだけでは、もう採用成功が難しい?!

次に、求人広告の掲載で若い人材がほしい場合は、
スカウトメールを軸とした採用も募集方法として準備することが必要です。

『自然応募だけでも大丈夫なのでは?』と上記を読まれて、疑問を感じるかもしれません。

たしかに、自然応募だけで採用を成功させることはもちろん可能です。

しかし、それが成立するのは…
・人気の業界、業種、職種
・飛び抜けて待遇がいい
・募集する勤務地にアクセスできる人材が多い
 (特に東京、大阪など複数の府・県からも応募が見込めるエリア)

など、ある程度の条件が整わない限り、
自然応募だけを頼った募集で採用成功は現実的ではありません。

また、20代など若手の人材は転職活動をする時に、

・人材紹介
・大手求人媒体
・SNS
・採用広報サイト

など、複数のサービスを利用しています。

求職者にとっては複数の選択肢から仕事探しができるようになった、
というプラスの面もあります。

しかし、同時に求人媒体にとっては選択肢が多様化したことで
より積極的に求職者への応募促進などのはたらきかけが必要となりました。

では、どうやって求職者へ応募促進をはたらきかけるか?

それが、求人広告を掲載したときに利用ができる、
「スカウトメール」の配信となります。

まとめ

「若い人材がほしい」という場合に、
「ターゲット設定」を行って、「媒体選定」をすることにより、
採用成功率アップを図ることがもちろん可能です。

しかし、同時にターゲットとなる「若い人材」の採用成功率をさらに手堅くするためには、

①自社が提示する待遇をライバル企業と同じレベル以上に整えること
②スカウトメールを軸とした採用も募集方法として用意すること

の2つも考慮して、募集をすることが有効です。

ぜひご活用ください。

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