求人で応募が来ない、は99%掲載前から決まってます。

応募が来ます、というウソに騙されるな!

『求人広告を掲載したのに、応募が全然集まらない…』
おそらく、多くの企業がそのような悩みを1度は経験したことがあると思います。

どうして、応募が来ないのか?

それは、前回お伝えしたように、『応募は来ます、という求人広告販売店の担当者からウソをつかれていること』が原因の1つです。

よって、販売店/担当者だけを頼らず…

どんな採用であれば求人広告で応募が集まるか?
それとも、応募が来ないか?

を自社で判断することが必要になってきます。

これから紹介する方法は弊社で採用支援をするときに、『応募は集まるか?』を予測するために使っているものです。

過去の採用支援の実績から、お伝えする3つの条件に当てはまれば、高確率で応募が集まっていましたので、ぜひ最後までご覧ください。

応募が集まらない求人には”ある”共通点がある!

求人広告で応募が集まるか、を判断するにはどうすればいいか?
実は求人を掲載する前に、会社の募集は”ある条件”を守っているか?を確認するだけで、応募が集まるか・来ないかを判断できます。

ある条件とは、求人広告サービスの登録者(ユーザー)が会社に求める条件のことです。

登録者(ユーザー)は…

・募集企業が提示する給与が業界の平均未満である
・休日は完全週休2日制ではない/未満である
・勤務時間は9:00〜20:00の間を超える

という求人へ応募を見送る傾向が強いです。

簡単にいうと…
例えば、給与が業界平均未満で、休みは週休2日、勤務時間が11:00〜23:00の間で実働8h(交代制)などの待遇の求人には応募はしたくない、と考えるユーザーが多いです。

求人広告サービスの利用者が転職したい理由は…

なぜ、そのような傾向があるといえるのか?

それは、大手媒体者の求人広告を利用するユーザーが、どんな職歴を持って、どんな理由で転職を希望しているか?大きく関係しています。

まず、転職を希望する理由について、大手求人媒体社のアンケートではこのような結果がでています。


(引用元:エンジャパン株式会社|8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査)

というアンケート結果となり、

・給与が低い
・休日・残業などに対する不満
・会社の将来性への不安
・仕事に対して不満・合わない・やりがいを感じない

という回答がもっとも多いです。

求人広告サービスの利用者の経験職種は…

次に経験職歴は…

エン転職


(引用:株式会社ONE|エン転職の会員データ)

doda


(引用:株式会社ONE|doda(デューダ)の会員データ)

マイナビ転職


(引用:株式会社ONE|マイナビ転職の会員データ)

3社とも共通で、営業系、管理・事務系、販売・サービス系の職種経験者が全登録者の50%以上を占めています。また、次に多い職種としては建築・土木関連の職種、医療・福祉関連、保育・教育関連、の職種も多い傾向にあります。

ここで、2つのデータの結果を大まかにまとめると…

登録者の50%以上は営業系、管理・事務系、販売・サービス系の職種で、加えて約20 %を占める建築・土木関連、医療・福祉関連、保育・教育関連、の職種が、給与や休日・残業に不満を感じ、将来性のある会社で自分が挑戦したい仕事へ転職したい

という考えで転職を希望しているということができます。

では、どうして冒頭で挙げた3つの待遇が必要であるか?
すでにお判りかもしれませんが、アンケート結果などからユーザーの大半が、3つの条件を改善するため転職活動を開始している傾向が強いからです。

特に、『給与』『休日・残業』は数値化されるなどはっきりとわかる項目であり、『給与』は言うまでもなく、《低くても・下がってもいい》という人はかなり稀です。そして、当たり前ですが、ユーザーは複数の求人を比較検討して応募をします。

給与が低ければ応募先の候補から落ちやすくなり、他よりも給与が高ければ人気が出ます。

また、『休日面』・『勤務時間』についてですが、給与と同じく、この条件においても登録者は複数の求人を比較検討→応募をします。

また、完全週休2日制でない/未満であるとした理由は…

営業職(特に法人向け営業)と事務職(法人営業部署など)の休日・残業は土日祝休み+勤務時間は9:00〜19:00が多く、この条件を維持して転職を希望することを想定したからです。

しかし、固定休みが取りづらい or ない、営業職(特に一般消費者向け)と事務職(一般消費者向けの部署)、販売・サービス系、福祉・医療系、教育系、建築・土木系の職種はなるべく土日祝狙い、また、完全週休2日でも魅力的に映るからです。

つまり、3つの条件を満たしていれば、たくさんのユーザーから好かれる求人となり、その分だけ応募も集めやすくなります。

このように、ユーザーの希望する待遇・条件を自社にはあるのか?を確認することで、《求人広告で応募が来ない》、という問題を掲載前に防ぐことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

求人広告のユーザーは、

・募集企業が提示する給与が業界の平均未満である
・休日は完全週休2日制ではない/未満である
・勤務時間は9:00〜20:00の間を超える

という待遇の求人には応募を見送る傾向があります。
よって、その特徴を考慮して会社の採用を検討することが必要です。

追伸.

3つの条件をクリアしている!という場合は、高確率で応募を集めることができると思います。
しかし、”ある”ポイントを意識するだけで、さらに手堅く応募数を集めることが可能になります。

では、”ある”ポイントとは何か?
そのことについては《後日更新する》で詳しく解説をしていますので、ぜひ続きをご覧ください!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

お問い合わせはこちら

問い合わせフォームへ