スカウトメールは”コレ”を間違えると反応は取れません!

スカウトメールで反応が取れるか?は、〇〇によって決まります!

求人広告での採用で『スカウトメール』という機能を利用されることは多いかと思います。

スカウトメールは会社側から『応募をしてほしい人材』へ直接アプローチができため、採用を成功させる手段の1つとして有効な手段ということができますが、実は『スカウトメールがあらゆる採用には対応していない』ということを知られていません。

実は、スカウトメールは『どんなターゲットをスカウトするか?』で、反応率/効果は決まってしまいます。
また、反応が取れていた本文や件名をいくら利用しても、スカウトをするターゲットを変えるだけで急にスカウトメールの反応がなくなることも珍しくありません。

実際に弊社の採用支援事例から、ほとんど同じ内容のスカウトメールを2つターゲットを設定して配信した結果、反応率に約3倍の差が出ています。

求人広告でスカウトメールの反応がいいターゲットとは?

お伝えしたようにスカウトメールの反応率は、『どんなターゲットをスカウトするか?』で決まります。

スカウトターゲットはどこから集めてくるかをご存知でしょうか?
基本的にターゲットは求人媒体登録者のデータベースの中から選択をする仕組みになっています。

また、別の記事ですでに紹介をしたとおり…

求人広告のユーザーは、
・募集企業が提示する給与が業界の平均未満である
・休日は完全週休2日制ではない/未満である
・勤務時間は9:00〜20:00の間を超える

という待遇の求人には応募を見送る傾向を持っています。

また、求人媒体登録者の50%以上は営業系、管理・事務系、販売・サービス系の職種で、加えて約20 %を占める建築・土木関連、医療・福祉関連、保育・教育関連、の職種が、給与や休日・残業に不満を感じ、将来性のある会社で自分が挑戦したい仕事へ転職したい、という考えで転職を希望しているデータもあります。
(参照ページ:求人で応募が来ない、は99%掲載前から決まってます)

よって、スカウトメールの配信ターゲットは上記の条件・希望に企業が対応すれば高い反応が期待でき、また登録者数自体も多いためその分だけ応募の獲得も可能、と言うこともできます。

『反応がいいターゲット』と『反応が悪いターゲット』はいるか?検証結果

しかし、大多数を占めない登録者(例えば、3年以上、特定の職種・業界を経験した人材など)をターゲットへスカウトを配信すると反応は落ちてしまいます。

単純に登録人数の問題では?と思われるかもしれませんが、実はそうではありません…。

理由はいくつかありますが…
・少数のターゲットが持つ特徴・ニーズが読みにくいこと
・ある程度の年齢、年収に達するとやりたい仕事、求める待遇、会社の将来性など応募までに様々な基準を設けて、慎重に判断をすること

など応募までのプロセスが複雑化しており、その分だけ応募に至りづらいことが考えられます。

実際に、弊社が持つ反応率の高いスカウトメールの内容で、en転職を利用した『営業未経験者』と『営業経験者(2年以上)』のスカウトメール配信はこのような結果になりました。

スカウトメールの内容は…

★スカウト件名
【重要】給与〇〇万円!完全週休2日!賞与+歩合給で頑張りを評価します!

★スカウト本文の概要
→①スカウトを送った理由の説明とスカウト限定オファーの解説
→②会社代表のプロフィール、の2段構成

と内容は変えずにターゲットのみを配信しました。

その結果…

『営業経験者(2年以上)』は、スカウト応募数が9名(約156件の配信で1名の応募)

『営業未経験者』はスカウト応募数が25名(約50件の配信で1名の応募)

という反応になりました。

よって、反応が取れる件名・本文でも、ターゲットによって大きく反応は変わってきてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
スカウトメールは媒体登録者のデータベースからターゲットを選択して配信をしています。
媒体登録者が持つ共有の特徴をおさえてスカウトを配信することで反応を取ることができますが、それ以外の特徴を持つターゲットへの配信になると反応率が落ち込んでしまいます。

また、スカウトメールの件名や内容の工夫も反応をアップさせるための1つですが、スカウトをされる側=ターゲットによって反応は大きく変わるという事実もあります。

【適切なスカウトターゲットの選定】を行って、スカウトメールの効果を最大化していきましょう。

 

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